ハーブガーデンがつなぐ、自然と食
八ヶ岳2ndの拠点の奥、コンポスト付近に小さなハーブガーデンをつくりました。
自ら摘み、食べたり飲んだりする行為は、人類が昔から続けてきた営みです。どの植物が甘く、どれが苦く、どれが食べられないのかを知ることは、生き物としての感覚を呼び覚ますことでもあります。私たちが思い描く「自然と共に生きる」第一歩を、このハーブガーデンがつないでくれるかもしれません。
ハーブの摘み方
厳密にいうとハーブによって適切な摘み方はいろいろとあるようですが、そこまで難しく考えなくて大丈夫です。
根を抜くと枯れてしまうので、使う分だけハサミで切ってハーブティーやお料理にご利用ください。
フレッシュハーブティーを気軽に楽しむ
ハーブを用意する 一人分につき「ひとつかみ」を目安に、数種類のハーブをブレンドすると風味が豊かに。
お湯を沸かし、ハーブをちぎる お湯を沸かしている間に、香りが立ちやすくなるよう葉を軽くちぎる。
お湯を注いで蒸らす 約70度のお湯を注ぎ、蓋をして3分ほど蒸らせばできあがり。
ハーブを知る、味わう
拠点内に植えたハーブを簡単にご紹介します。植えられているのは、秋冬にも比較的強いハーブたち。
自然に関する知識が少しずつ増えていくのは、なんだか嬉しいものですね。
ストロベリーミント
ほんのりイチゴの香りがするミント。ハーブティーにおすすめ。甘く爽やかな風味でリラックス効果。
ワイルドストロベリー
野生の小さなイチゴがなるハーブ。葉をハーブティーに、果実はデザートに。美肌・消化促進効果。
ステビア
天然の甘味料として知られるハーブ。ハーブティーや料理の甘味付けに。カロリーゼロで血糖値に優しい。
シルバータイム
銀葉が美しいタイムの一種で香りが強い。肉料理・煮込みに最適。抗菌作用と消化促進に効果。
エキナセア・プルプレア
北米原産の免疫力を高める薬用ハーブ。ハーブティーに。風邪予防・抗炎症作用が期待される。
アガスタキ・アステロインディゴ
紫色の美しい花を咲かせるアジア原産の薬草。ハーブティーとして。鎮静作用やストレス軽減が期待される。
アマチャヅル
日本の野草で、甘味があり漢方にも用いられる。健康茶として。疲労回復・抗酸化作用があるとされる。
オレガノ
イタリア料理によく使われるスパイシーな香草。トマト料理やピザに。抗菌・抗酸化作用がある。