八ヶ岳で心をほどく、2泊3日ごほうび旅

今回の舞台は、山梨県・八ヶ岳エリア。
澄んだ空気と雄大な山々に囲まれ、心と身体を癒すのにぴったりな拠点です。
本記事では、SANU 2nd Homeへの道中で、思わず立ち寄りたくなるスポットをご紹介します。

※〈前編〉はこちら

 

目次

  1. 2日目-静かな朝の贅沢

    • 朝ごはんのメニュー

  2. トレッキングと温泉でリフレッシュ
    みちくさスポット

  3. チェックアウト-旅の余韻を
    みちくさスポット

 
 

【2日目】8:30 静かな朝の贅沢

2泊3日の旅の醍醐味は、ゆったりとした朝を過ごせること。
淹れたてのコーヒーの香りに包まれながら、静かな時間がゆっくりと流れていく。

〈sun.days.food〉のバゲットにチーズとズッキーニをのせたトースト。麗子さんは「地元でしか見かけないと、つい買っちゃうんだよね」と、牧場の飲むヨーグルトを取り出す。

昨夜、焚き火を囲んで「明日は登山に行こう」と決めていたから、共通の趣味でもあるアウトドアの計画に、自然と胸がふくらむ。

ボリュームたっぷりの朝ごはんを堪能して、身支度を整えたら、いざ登山へ。

 

朝ごはんのメニュー

  • ズッキーニとチーズのトースト(「sun.days.food」のバゲット)

  • 野菜とウインナーの食べるスープ

  • 昨日のサラダ 

  • デザートのいちご 

 

10:00 日向山トレッキング

目的地は、八ヶ岳3rdから車で約30分の場所にある〈日向山〉。

麗子さんが以前訪れたことがあるという山で、初心者でも登りやすく、「天空のビーチ」と呼ばれる絶景スポットがあるのだとか。

「山にビーチ……?」と目を丸くする恵美さん。森を抜けて視界が開けると、一面に白い砂が広がっていた。

まるで海辺のようなその景色は、標高1,660mの山頂にあるとは思えない、特別な場所だった。(写真はあえて載せていないので、ぜひ現地でのお楽しみに!)

18:00 みはらしの丘 みたまの湯でリセット

下山後は売店のラムネでクールダウン。ひと息つく間もなく、「さぁ、温泉だ!」と麗子さん。どうやら登山と温泉はセットらしい。 

せっかくだからと少し足を伸ばし、絶景日本一と名高い 〈みはらしの丘 みたまの湯〉へ。湯船に浸かりながら眺める甲府盆地のパノラマが、日頃の疲れを溶かしていく。

湯上がりは休憩処で早めの夕飯をいただき、再びキャビンへ戻る。

 

みちくさスポット

📍日向山 - Googleマップ
白い砂地と岩肌が広がる山頂の景色が印象的な、標高1660mの里山。整備された登山道でアクセスしやすく、初心者でも安心。滞在の合間に、手軽なハイキングと非日常の風景を楽しめる。

📍みはらしの丘 みたまの湯 - Googleマップ

甲府盆地と南アルプスを望む絶景露天が魅力の日帰り温泉。夕暮れや夜景の美しさは格別で、旅の締めくくりにおすすめ。併設の直売所では地元野菜などの買い物も楽しめる。

 

20:00 映画ナイト

今夜は、お楽しみの映画タイム。キャビンに備え付けのプロジェクターで、お気に入りの作品を上映する。
「もう少し下?」「ちょっと斜めかな?」と位置を調整しながら、ロールカーテンに映す準備も楽しい。

ソファに身を預け、ただぼんやりと映像を眺めるなにもしない時間。心地よい疲れと満たされた気持ちが溶け合い、きっと今夜はぐっすり眠れるはずだ。

 

【3日目】9:00チェックアウト

3日目の朝。渋滞が始まる前に、少し早めに八ヶ岳を出発することにした。チェックアウト前にベランダで深呼吸し、澄んだ空気を胸いっぱいに吸い込む。名残惜しさを振り切るように、ふたりは車に乗り込んだ。

 

10:00 YORI COFFEEで旅の余韻を

帰り道に立ち寄ったのは北杜市にオープンしたばかりの〈YORI COFFEE〉。東京のカフェでバリスタをしていたオーナーが山梨に移住して営むアットホームなお店だ。

1杯ずつ丁寧に淹れられたドリップとラテは、この旅を締めくくるのにふさわしい優しい味だった。

 

みちくさスポット

📍YORI COFFEE - Googleマップ
北杜市・長坂駅近くに、2025年春オープン。店内は10席ほどの落ち着いた空間で、小さなお子さま連れにも配慮されたアットホームな雰囲気です。家族でほっこりひと息つくのにも、ぴったりの場所。

※専用駐車場はないため、お車の方は近くのコインパーキングなどをご利用ください。

 

ごほうび旅で、心をととのえる

ごほうび旅でしっかりチャージした私たちは、帰りの車内で「今年挑戦したいこと」を語り合っていた。

SANU 2nd Homeは、ただ“泊まる”だけの場所じゃない。
自然と向き合い、心を解き放ち、そしてまた、新しい一歩を踏み出すための力をくれる「もうひとつの家」。

「次はどこに行こうか」——そんな話をしながら、八ヶ岳を後にした。

 

text & photo
對馬 杏衣(つしま・あい)|北海道出身。月に一度の海外旅をライフワークとし、年間30カ国以上を巡った年も。各地での出会いや風土に触れること、自然の恵みとともにある暮らしに心惹かれ、文章や写真を通じてその豊かさを発信している。北海道と東京の二拠点生活を始めて4年目。都市と自然、それぞれのリズムを行き来する日々を過ごしている。

Urara flowers
2019年より店舗を持たない花屋「Urara flowers」を始動。
"お花を飾ることは自身を愛でること"想いを届ける日常に寄り添うお花屋として、贈りものからウェディング、装花や撮影花まで、さまざまな形で花にまつわるサービスを提供しながら、"ご自愛"をテーマに日本各地でポップアップを行う。


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